ペンギンだけでも7種類!

南極旅行の続きです。南極観光の大きな目的に、野生動物の観察があります。とくにペンギンは見てみたいですね。南極やその周辺には、7種類のペンギンがすんでいます。アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギン、ヒゲペンギン、イワトビペンギン、皇帝ペンギン、王様ペンギン(キングペンギン)です。ペンギンで一番大きいのが皇帝ペンギン。次が王様ペンギンです。南極で一番多いのが小さなマカロニペンギン。ジェンツーペンギンは高速で海中を泳ぎ、イワトビペンギンはその名のように、崖をピョンピョン飛び跳ねながら上り下りするのが特色です。南極ではそのほかに、海生ほ乳類のアザラシやオットセイ、クジラやシャチを見ることができます。

ツアーでも行ける! 地球最後の秘境、南極へ行くクルーズはどんなもの? その2 ツアーでも行ける! 地球最後の秘境、南極へ行くクルーズはどんなもの? その2

ペンギンのコロニーの中に入って行けるフォークランド諸島

南極クルーズで日数が長いもの(20日間以上)だと、南米最南端の町ウシュワイアを出ると、船はすぐに南極を目指さずに、先に東の英領フォークランド諸島へ向かいます(行きではなく帰路に寄るものもあります)。アルゼンチンではマルビーナス諸島とも呼ばれるこの島々には、大きなペンギンのコロニーがあり、いくつかの南極クルーズ船の寄港地にもなっています。ここで見られるのは、キングペンギン(王様ペンギン)、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンです。環境が厳しく管理されている南極と違って、ペンギンのコロニーがあるのは私有地だったりするので、群れの中に入って写真を撮ったりできるのが、ここのおすすめポイントです。

いよいよ南極へ。サウス・シェトランド諸島到着

短いツアー(11〜16日間)では、ウシュワイアから荒れるドレイク海峡を越えてまっすぐ南へ進みます。すると到着するのが、サウス・シェトランド諸島です。ここからいわゆる「南極」ですね。南極海にあるこの島々は、イギリス、アルゼンチン、チリが領有権を主張していますが、南極条約によりそれは凍結されています。南極の中では北にあり、もっとも温暖なので、各国の観測基地があるところです。一番大きな島はキングジョージ島で、ここには滑走路(チリの基地に付属)があり、夏期の12〜3月にかけてはチリのプンタアレーナスからの観光フライトもあります。ツアーによっては、飛行機でここまで来てからクルーズ船に乗船するものもあります。飛行機を使うと、船よりも往復で100時間近く節約できるそうです。(その3につづく)