そしていよいよ南極大陸に上陸

今まで紹介して来た南極クルーズも、いよいよハイライトを迎えます。今まで上陸するのは島ばかりでしたが、このパラダイス・ベイでとうとう南極大陸に上陸です。ほとんどの人にとっては、こここそが南極ツアーのハイライトになるのではないでしょうか? 氷山に囲まれたこの自然港には、アルゼンチン隊の基地があります。このアルミランテ・ブラウン基地では、1984年に放火事件がありました。常駐するのが嫌になった医師が、火をつけたとか。他の隊員たちは助けが来るまで、テント暮らしをしたそうです。本当に迷惑な(一歩まちがえれば死者も出たかも)事件ですね。基地の向かいにはペンギンのコロニーがあり、ボートで渡ってそれを観察したりする時間もあるようです。

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クルーズ船の生活はどんな感じ?

クルーズ船の中での生活ですが、船の規模やツアーの中身によってかなり異なります。食事はすべて込みですが、他に食べる所がないので当たり前ですね。食事の内容は各国からの旅行者が来るのでインターナショナル料理が主ですが、乗客が飽きないように各国料理を出したりもします。日本人の団体ツアーが乗っていれば「スシナイト」があったりとかですね。これはコックの腕に左右されます。夜には、翌日のガイダンスや講師によるレクチャー、南極のドキュメンタリービデオの上映などが行われるようです。日本のツアーの場合は、日本語ガイドが同行するので、説明が日本語で聞けるのが大きなポイントですね。

気になる南極ツアーの予算は?

さて、南極クルーズの旅、いかがでしたか? 読んでみて行きたくなったでしょうか? 気になる値段は、ツアーの日数や行く所、船室などによってかなりの差があります。11日間ほどの短いもので60〜80万円ぐらい。3週間以上の長いもので150〜200万円ぐらい。料金はツアー中の食事代や観光代を含んでいます。まず南極へ往復するだけでも時間がかかるので、安いものだと南極に実質的に滞在しているのが数日しかないという欠点があります。また、窓がない船室とかだと雰囲気がいまひとつかもしれません。毎日の楽しみとなる食事ひとつとっても、安いツアーはそれなりです。ふつうの人は一生に何回も行ける所ではないので、行った人のブログを読むと、あとで後悔しないように肝心な所でケチらないほうがいいようです。たとえば140万のところ、20万をケチって120万にしたが、船室もツアー期間も満足がいかなかったら、元も子もないですからね。

時間やお金がない人は

「お金よりも時間が大事!」という人は、飛行機を利用するツアーもあります。この場合は、往復で約100時間節約できるとか。つまり4〜5日はツアーを短くできるということですね。また、時間がある人なら、クルーズ船の出るウシュワイアでキャンセル待ちをするという手もあります。10日ぐらい待つそうですが、ツアー料金が半額ぐらいになるようですよ。それで行った人もいるので、ブログなどを検索してみるといいでしょう。「一生に一度」の旅かもしれませんが、やはり一度は行ってみたい南極の旅。検討してみてください!