期間限定の韓国式サンタ村

韓国では、クリスマスが国民の休日ということをご存知ですか? 儒教が韓国の文化や習慣を作ったと言っても過言ではありませんが、今や儒教を信仰する人は国民のわずか数%という数字が出ています。一方でクリスマスに見られるように、現在韓国で信仰されている主な宗教といえばキリスト教です。その数は国民の約30%と言われています。そのぐらい韓国人にとってキリスト教は身近なものであり、クリスマスも国民的な行事といえます。そんな韓国では、クリスマスシーズンに期間限定でサンタ村が出現します。

韓国にサンタ村が出現! クリスマスににぎわうサンタクロースのテーマパーク 韓国にサンタ村が出現! クリスマスににぎわうサンタクロースのテーマパーク

サンタクロースのテーマパーク

韓国のサンタ村は、ソウルから遠く南東に位置する慶尚北道奉化郡小川面(キョンサンプクド・ホンファグン・ソチョンミョン)に誕生しました。汾川(プンチョン)駅という無人駅で降りると、まるで童話に出てくる村にでもやってきたような錯覚に陥ります。サンタクロースが出迎えをしてくれるだけではなく、サンタをテーマに駅がメルヘンに飾り付けされています。地元の女性がサンタクロースの衣装でお茶を振る舞ってくれるサンタカフェや、村の産直、ソリ体験コーナーなども充実しています。まさかのトナカイの格好をしたロバの馬車で、村の中の見学も可能です。

辺境地が一大観光地に

このサンタ村は、慶尚北道と奉化郡、KORAIL(韓国鉄道公社)が共同で設置及び運営をしています。この村ができるまでは、いわゆる辺境地だったこの地、今では約2ヶ月の期間中に約10万人が訪れる一大観光地へと変貌を遂げました。ソウルからは、太白市(テベッシ)まで電車で約4時間、そこからKORAILの白頭大幹観光列車「白頭大幹狭谷列車(V‐トレイン)」に乗って到着します。こんなにも韓国の中心部から離れているにも関わらず、この観光客数はサンタ村の人気を物語っています。是非クリスマスに韓国へ行かれる方は、サンタ村まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?