イスラム圏ネットワークを感じるお土産

セントラル・マーケットその2からの続きです。ところで、マレーシアはイスラムを国教とする国。イスラム圏同士のネットワークがあるために、イスラム世界の物産もずいぶん入っています。地元のものはもちろんですが、マーケットには北インドとパキスタンが本場のカシミア織りや、トルコのランプ、中東のきれいなガラス製香水瓶など、輸入品を中心に扱うお店もあるので、のぞいてみるのもよいでしょう。日本ではあまり見かけないものがあるかもしれませんよ。

お土産ショッピングに外せない、クアラルンプールの「セントラル・マーケット」 その3 お土産ショッピングに外せない、クアラルンプールの「セントラル・マーケット」 その3

ディスカウント交渉術

一応定価販売ということにはなっていますが、実際には、交渉すれば値は下がることが多いようです。しばらく世間話をしてお店の人と仲良くなれば、たいていおまけしてくれます。以前バティックを買ったときには、こちらの希望額に一度は「うーん」という反応でしたが、店員さんが不在の店主に電話をかけてOKをもらってくれました。いくつかまとめて買うのが交渉のこつです。

ちょっと休憩するならフードコートへ

階段で2階に上がると、レストランやフードコートがあります。多民族のマレーシアらしく、マレー料理、インド料理、中華料理、西洋料理などメニューも多彩。好みのお店で料理を注文します。麺類などの軽食のほか、飲み物や甘いデザートなどもあるので、ちょっとひと休みするのにも便利です。 

ややゆったりの2階の専門店

いつでも観光客の多い1階に比べると、2階はややゆったりした店構えのお店が並びます。特産のバティックなら、2階の方が品数がそろっているのでゆっくり選べるでしょう。シャツやブラウスなどの既製品のほか、サロンという巻スカートのサイズで生地が売っているので、手作り派にはおすすめです。また、工芸品や骨董を扱う専門店もあり、根気よく見ていると、意外な掘り出し物がありそうです。

意外な名所? 清潔な有料トイレ

2階には、清潔で使いやすいトイレがあります。使用は有料ですが、周辺には公衆トイレがなく、お店のトイレもきれいとは言い難いので、外国人旅行者には助かる設備です。使用料は50セン(=0.50リンギ、約15円)で、日本の駅の自動改札のようなゲートを通って中に入ります。町なかでトイレを探すのは意外と大変なので、別の場所に移動する前などに利用価値ありです。(その4に続く)