洞窟ツアーもいよいよ終盤に

スロベニアの観光地「ポストイナ鍾乳洞その3」からのつづきです。いよいよ鍾乳洞のハイライトに着きました。2つの柱のような鍾乳石が並んでいますが、ひとつが白くキラキラ輝いているのです。このあたりまで来ると、けっこうみなさん無視して写真撮影をしています。世界遺産のシュコツィヤン鍾乳洞とは大違いで、ガイドさんもあきらめているのか、とくに注意しません。せめてストロボはやめて欲しいのですが。また、こちらが日本人だとわかると、写真を撮ってくれと頼まれることが多くて困ります(笑)。見学ツアーも最後のほうになるともうグループ分けも崩れてきていました。ツアーの終わりのほうの洞窟の真ん中に大きな水槽があり、みんな一生懸命中をのぞき込んでいます。いったい何がいるのでしょうか。

これがホライモリです(写真が撮れないのでパンフレットより) これがホライモリです(写真が撮れないのでパンフレットより)

ドラゴンの子どもが洞窟内に?

目を凝らしてよく見ると、水槽の中に肌色のウナギのような生き物がいます。しかしよく見ると、そこに4本の足が生えています。かつては光のないこの洞窟には生き物がいないと思われていましたが、実はこの「ホライモリ(プロテウス・アンギヌス)」と呼ばれる、珍しい肌色の両生類が棲んでいるのです。光のない暗闇で暮らしているうちに目は退化。低温の中、非常に省エネで暮らしているので、1年ぐらい何も食べなくても平気らしく、寿命は100年ぐらいあるらしいです。さてこのホライモリ、写真で見ればわかるのですが、形が「ドラゴン」に似ていることから、昔は「ドラゴンの幼体」と思われていたそうですよ。

洞窟から手紙が出せる?

出口前は「コンサートホール」と呼ばれている広々とした空間です。実際にここで、コンサートが開かれることもあるとか。ここは撮影OKです。この一画に土産物屋とトイレもあります。土産物屋では、いろいろなポストイナ・グッズが売っているのですが、人気はホライモリのぬいぐるみやキャラクターグッズだとか。「キモかわいい」という感じでしょうか(笑)。ここには簡易郵便局があり、洞窟の消印を押した絵ハガキが出せるので、ぜひ利用してください。この土産物屋の脇にトロッコ列車の乗り場があり、今度は来た道を戻ります。来る時すれ違ったのが、この帰りの列車ですね。

最後に、記念写真の販売が

最後に、列車を降りて出口に向かう途中、壁側にたくさんの写真が貼ってあるのに気づくでしょう。これは? そういえば、トロッコ列車に乗る前にカメラマンがストロボを焚いていました。写真は、列車に乗る前にカメラマンが撮ったものと、列車に乗っている間に機械が自動で撮ったものの2種類があるので、自分が写っているものを探してみてください。この写真は別に買わなくてもいいのですが、もし気に入ったらいい記念になるかもしれませんよ。それでは機会があったら、ぜひこの大鍾乳洞へ行ってみてください!