自分の目で見て宿を決めるとき

私の場合、アジアの辺境やインド、南米などを旅する時は、インターネットの予約サイトにも載っていないような激安宿に泊まることが度々あります。現地に着いたら、ガイドブックや旅人情報で目星をつけていた宿に直接行って、空いている部屋をいくつか見せてもらいます。気に入ったら即決、気に入らなかったら近所の宿をいくつか回ってみます。駅やバスターミナルで待っている客引きに付いて行って、ガイドブックには載っていない良い宿に出合えることもあります。1泊なら寝るだけだと思って妥協しますが、しばらく滞在する予定の町では、やはり居心地のいい宿に泊まりたいものです。

激安宿に泊まるならこんなところがいいなあと思う、極私的理想の宿 激安宿に泊まるならこんなところがいいなあと思う、極私的理想の宿

入ったときの第一印象が大事

居心地がよさそうかどうかは、部屋を見せてもらって、最初の印象でほぼ決まります。ポイントは「清潔で明るいかどうか」。狭くて質素でも、掃除が行き届いていて、窓があって明るく風が通る部屋がいいですね。2000円で一見豪華だけど埃だらけの部屋より、500円でベッドしかなくても清潔な部屋を選びます。これが次の重要項目である「ダニや南京虫の有無」につながるんです。ただ、南京虫は曲者で、部屋がきれいでもベッドのマットレスや木のすき間に棲んでいるので、一晩寝てみないとそのベッドにいるのかどうかわからないのが難しいところです。

水回りの確認も抜かりなく

トイレとシャワーのチェックも忘れてはいけません。以前は水シャワーでも大丈夫でしたが、さすがに今は熱々のお湯がほしいところです。見せてもらうときに実際にシャワーをひねって、お湯の温度と出方をチェックします。中にはお湯が出る時間に制限があったり、チョボチョボしか出なかったりするところもあるので、注意が必要です。それから、私は自分に霊感はないと思うのですが、なんとなく「嫌〜な気配」を感じたら止めます(笑)。部屋や廊下の空気が澱んでいるような気がする時があるんですよね。部屋を決めてはみたものの、やっぱり泊まってみて不具合があったら、すぐにオーナーに話して改善を図ります。ダメなら宿を替えましょう。

極私的理想の宿

しばらく滞在する時は、市場で買った花や旅で買っておいたお土産などを部屋に飾ると「自分の部屋」感がアップします。私の極私的理想の宿は、中心部に近くて便利だけど宿の前の通りは静か。狭くても外に面した大きな窓があって風が通り、部屋はシンプルだけど清潔で、もちろんベッドに虫は無し。シャワーのお湯が24時間たっぷり出て、洗濯物を干せる屋上のテラスがあるとなおいいですね。あとは近所に美味しい食堂が1軒あれば言うことなし。宿に人懐こい犬がいれば完璧です。