駅や空港のリクシャーにはご用心

インドの三輪タクシー、オートリクシャー(以下、リクシャー)でまず気をつけなければならないのはリクシャー選びです。特に空港や駅の出口などで待ち構えているようなリクシャーには要注意。こちらがどんな安値を切り出しても快諾するようなドライバーは、コミッションをもらうために、旅行者の目的地を無視してホテルや旅行会社、みやげ屋へ連れて行きます。理想は走行中のリクシャーの前で軽く手を挙げるなどして(旅行者が黙っていても止まってくれますが)偶然止まったリクシャーに乗ることです。

インドの三輪タクシー 楽しく賢く乗る方法2 〜面倒な交渉もまた一興〜 インドの三輪タクシー 楽しく賢く乗る方法2 〜面倒な交渉もまた一興〜

料金交渉は心理戦!?

料金交渉は事前に人から聞いて相場を知っておくとやりやすいですが、私たちはあくまで旅行者なので、インド人が払う料金より少々高くなることは覚悟した方が良いでしょう。こちらが最大限に譲歩したのにもかかわらず引き受けてくれない時はその場を去ってやり直しましょう。その時になって引き止めてくるドライバーも結構いたりします。自分のまわりに複数のリクシャーが止まっている時には1人だけを相手にせず、妥当と思われる値をそれぞれに切り出し、早めに手を打ってくれたリクシャーに乗るというのが有効です。お客さんを取られまいとして、ドライバーの決断が早くなります。

交渉を後回しは絶対ダメ

くれぐれも交渉時に「アズ・ユー・ライク(お好きなように)」と言われて料金が曖昧なまま乗ることは避けましょう。降りる時になって料金で揉めること必至です。同伴者がいる時は全員まとめての料金か、1人につきかをあらかじめ言っておかないとこれもまた争いの種になるのでお気をつけて。サービスを受けてしまった後ではドライバーは強気に出てくることでしょう。逆に事前にしっかり決めたのなら、後から何を言われようと料金を払ったら毅然とした態度でその場を去りましょう。ドライバーは旅行者から少しでもお金を引き出そうとしているだけで、心の内では不満なんてないはずです。

値切る金額と要する時間を天秤に

料金は交渉をねばれば十分下げられますが、最後に忘れてはいけないのは、私たちは旅行をしに来ているということです。限られた時間を交渉に多く費やしては大変もったいないです。あらかじめ計画を立てているなら、ある程度のところで妥協して時間を有効に使いましょう。交渉そのものを楽しむのも、インドを味わうという意味でアリだと思いますけどね。