船室にするかハンモックにするか

船のサイズや設備にはいろいろ種類がありますが、大まかにいうと、船室を利用する「カマロッチ(キャビン)」と、ハンモックを吊るしてそこに寝る「ヘージ」の2種類があります。ハンモック席(というかスペースですね)は値段が半額以下と安いのですが、ハンモックを持参しなければならないのと、ロッカーなどないので貴重品の管理がしにくいこと、そしてうまく場所を取らないと風を受けて寒いことなどがあり、「ハードな旅は苦手」という人には向いていません。かといってキャビンの値段は、飛行機とほぼ匹敵するか、もしくは飛行機以上に高くなってしまうので、悩ましいところです。しかし一般的な日本人なら、まあキャビンが無難でしょうね。

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私はキャビン(船室)を選択しました

私は無理をしたくないので、キャビンを選びました(旅行会社で買ったので、日本円で3万円ほどしました)。このキャビンも船によってはシャワー付きのものもあるようですが、私が連れていかれたのは、わずかなスペースに二段ベッドがあるだけの狭い部屋。ただし日中はとても暑くなるので、エアコン付きなのはありがたかったです。料金は「高いな」と思ったのですが、二段ベッドの部屋を一人で占有だったので、二人利用なら一人当たりの料金は安くなりますね。また部屋にはコンセントも付いていました。プライベートな空間があると疲れが取れますし、やはり荷物を部屋に置いて鍵をかけられるのは安心感があります。キャビンは全部で6〜8室ほどありました。船には私以外に外国人はいませんでしたが、他の船を見るとだいたい数人程度は乗っているようです。

ハンモック席の様子は…

キャビン以外の40人ほどは、みなハンモックです。二階の甲板にハンモックが二列にずらりと並ぶ姿は壮観でした。荷物はそのままハンモックの脇に置いていましたが、見たところ、常に人がハンモック付近にいるし、丸見えなので盗難はなさそうな感じでした。それに船が寄港するのは1日2回程度だったので、犯人が盗んでも逃げるところもありません。出航の4、5時間前には乗船できるようなので、ハンモック利用の場合は早めに行っていい場所を確保しましょう。おすすめはなるべく人通りの少ない真ん中あたりです。

ハンモックはとにかく早く行って場所を確保

私は部屋が決まっていたので出航の1時間半ほど前に乗船しましたが、その時点でハンモックスペースはほぼ埋まっていました。後から来た人たちは仕方なく、風が直撃する通路付近や、日中は暑い三階の甲板のエリアにハンモックを吊っていました。ちなみにハンモックはマナウスの町で、1000円程度で買えます。レンタルがあれば本当はいいのでしょうけれどね。(その3に続く)