暗闇の中、駅に人が集う

アルゼンチンのサルタから出発する、観光列車「雲の列車」の続きです。朝の6時過ぎ、日の出前の暗い町を歩いて駅に到着すると、すでに乗客と鉄道関係者が駅構内に訪れており、駅の前では高山病予防にコカの葉や水を売る人が売込みをしていました。6時半を過ぎる頃、改札口で乗車のチケットチェックが始まりました。ネットで予約した私は、券売窓口にて予約表のプリントアウトを受け取り、乗車しました。

標高4220mを走る絶景列車! アルゼンチンの「雲の列車」に乗ってみよう。その3 往路編 標高4220mを走る絶景列車! アルゼンチンの「雲の列車」に乗ってみよう。その3 往路編

乗降できない小さな駅に人が溢れる

路線には小さな駅がいくつかあります。しかし、基本的に人の乗降できません。なぜなら、お土産を売る人、列車を見に来ている人で、駅周辺は人でいっぱいだからです。乗客が誰であるか、混乱を防ぐため、車外に出ないようになっているのです。なのでこの駅で列車を見ている人にカメラを渡して、列車に乗っている姿を撮影してもらうのもいいかもしれません。

腹の虫を満たす軽食、昼食は自分で

列車が進むと同時に、標高もどんどん上がっていきます。車窓の眺めも、木々や農場が見えなくなり、サボテンが見える荒野になりました。時には、高地にすむ動物のビクーニャやロバなどの動物の姿を見かけますます。列車には、朝と夕方に軽食の提供がありますが、昼食は持参するか売店で購入しなければなりません。昼食を購入する人は、早めに売店へ訪れましょう。売り切れてしまう場合があり、要注意です。

長い列車の終着点は、あの場所

昼の2時を回る頃、標高4420mの終点「ラ・ポリボリージャ鉄橋」に到達です。このとき、鉄橋と車輌を覗くことができるのは、進行方向左側です。たくさんの人がその圧倒される景色を見るために集中するため、なかなか見学スペース確保ができません。そんなときの私のおすすめの場所は、売店がある車輌です。ここには意外にも人がおらず、穴場のポイントですよ。この鉄橋では、列車が前進後進を繰り返すので、慌てず最高の場所を確保し、絶景を楽しみましょう。(その4へ続く)