鉄橋から見える雄大な景色

サルタ発の「雲の列車」、終点ラ・ポルボリージャ鉄橋は高さ70mです。橋の下では、想像以上にたくさんの人が列車を見上げています。これは、鉄道を見るツアーが催行され、列車が通過する前に待機しているのです。この鉄橋を前進後進した後、乗客は列車から下車することができます。線路沿いでは大勢の地元の人が、お土産を売ろうと、商品を並べて乗客を待っており、非常に大混雑します。停車時間は30分程度、お土産か写真かのどちらかを優先しないと時間は足りません。

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往路は列車、復路はバスの旅

鉄橋を離れサルタへ戻る列車は、「サン・アントニオ・デ・ロス・コブレス」という駅に停車します。ここは終点以外で下車できる唯一の駅です。駅周辺では、スナックやお土産を買うことができます。ここでは長い停車時間を設け、多くの乗客が下車し、バスツアーに切り替えます。バスは近郊の町や渓谷、近くにある塩湖「サリーナス・グランデス」へ訪れるもので、時間的余裕のない人には、一度に楽しめる内容のため、おすすめです。このツアーは、事前申し込みが必要です。

長い時間の帰路の旅は、映画上映会

その後は多くの乗客が下車した車内に、軽食と飲み物が配られ、映画が上映されます。長い復路の時間、映画鑑賞会です。復路の車窓からの景色は朝と同じため、特に車内放送もありません。私の視点では、復路からの景色は、同じ渓谷でも夕暮れが照らすため、また違った風景を映してくれます。長い長い列車の旅、サルタの駅に到着するのは23時48分です。

列車の旅の後は、レストランやペーニャヘ

列車は、ほぼ深夜にサルタの町へ到着します。駅正面の通りにあるたくさんのレストランやバーが、戻ってきた乗客を待っています。中でも「ペーニャ」は、音楽を楽しみながら食事やお酒を楽しむ、サルタの伝統的な文化が楽しめる夜のお店です。朝早くからの列車の旅は、丸一日フルパワーを消費しますが、南米では珍しい列車の旅、あなたの旅行プランに入れてみましょう。