まずは必須のパスポートコピー

海外旅行に行く前に、必ずコピーをとっておいた方がいいのが、「パスポートコピー」でしょう。パスポートは、自分が日本国民であることを証明する身分証ですから、紛失したり、盗難にあったりしたときにコピーがあれば、それが一時的に身分証代わりになります。また、国によってはいまだに宿泊の際に、「パスポートをホテルに預ける」ところがあります。パスポートを預けてしまうと、町中で職務質問を受けたときの身分証がありません。そんな時、コピーを携帯するといいでしょう。また、現地でのビザ申請でパスポートを何日も預けるときも、このコピーが身分証代わりになります。

パスポートコピーのほうを持ち歩く

では、パスポートのどのページをコピーするといいのでしょうか? これは「パスポート番号や顔写真のあるページ」ですね。カラーでも白黒でもかまいません。本人であることがわかればいいのですから。海外にいる外国人は、基本的にはパスポートを携行する義務があるのですが、盗難が多い地域で町に出る時は、パスポートをホテルのセイフティーボックスに入れ、コピーのほうを持ち歩いたほうが安全、ということもあります。ただし、本来はコピーは身分証にはならないので、最初からパスポートの提示が必要な場面がある時は、 “本物”を持って行きましょう。

これも原本を失くした場合に

あとは、パスポートの盗難や紛失に備え、その国のビザがあればビザの欄、なければ出入国スタンプが押されているページのコピーもあったほうがいいですね。「パスポートがなくなる」ということは、そこにあった「その国のビザもなくなる」ということですから。旅行者はパスポート番号はともかく、ビザ番号は控えないことが多いので、コピーをとっておくといいでしょう。クレジットカードは番号の控えがあればいいのですが、私は面倒なのでいつも持っていくカードを並べてコピーしています。あとはクレジットカード紛失時の連絡先でしょう。盗まれた場合、10分ほどで現金を引き出されてしまうこともあり、すぐに電話してカードを止めてもらうのが良いです。次にeチケット、ホテルのバウチャー、日程表、海外旅行傷害保険の証書などをコピーし、ひとつのファイルにまとめておくといいでしょう。

コピーは紙とは限らない

いまでは旅先にノートパソコンやタブレット、スマホなどを持っていく時代ですので、コピーも紙ではなく、データとして持っていくのもいいかもしれません。パスポートやビザをスキャンした画像ファイルや、日程表、海外旅行傷害保険のコピーもデータとしてスマホやデジカメ、PCに保存しておく。空港で発行されたビザや入国スタンプをデジカメで撮っておけば、コピーを持つのと変わらないですね。そして、紙でもデータでも重要なのが、「持ち物の中に分散して保管しておく」ことです。同じ場所で保管していて、それを盗られてしまっては元も子もないですよね。それでは、気をつけて良い旅に出てください。