パスポート用の顔写真はどこで撮る?

海外旅行に必要な顔写真というとまず何を思い浮かべますか? 初めて海外旅行に行く人ならまずパスポート用のものですね。各都道府県のパスポートセンターの入口には、必ずといっていいほどパスポート用の写真を撮る写真屋さんがあります。こうした所だと、パスポート写真の規定を熟知しているので、料金は高くなりますが失敗はまずないです。一方、町角のスピード写真は600〜700円と値段は安いですが、気をつけないと失敗する可能性もあります。パスポート写真はサイズの規定が、プラスマイナス2mm単位の誤差までしか良しとしないので、けっこうシビアです。もっとも筆者はいつもスピード写真を利用していますが、今まで申請をはねられたことはありません。ただし、写真が“犯罪者”のような仕上がりになっても、誰にも文句は言えません。パスポートを開いて自分の顔写真を見る度、その仕上がりに後悔したことはあります(笑)

ビザ用の写真の注意点は?

次に必要なのはビザ用の写真。これもビザによって厳密な規定があり、その決まりに満たないとはねつけられてしまいます。この写真はたいてい書類に付けるものなので、写りが悪くても、本人は我慢できるものなのですが、別な問題があります。パスポート用の写真は縦長ですが、ビザ用の顔写真は正方形が多いのです。先日、インドビザ申請センターの受付で、写真のサイズが合わずに申請書類の受け取りを拒否されている人を見かけました。ビザのフォームが変わり、顔写真がビザに印刷されるように変わったので、写真の中の顔の位置や大きさに対する規定が厳格になったからです。

ビザ用写真のルール

また、たいていビザ用の顔写真には「6ヵ月以内に撮影したもの」という規定があります。しかし「気づかないだろう」と、それ以前に撮った顔写真でビザ申請をする人もいます。実際、著しく容貌が変わっていない限り、ビザ担当者も気づかないものですが、筆者はこんな例を目撃したことがあります。ビザ審査では厳しいことで定評のミャンマー領事館に行った時のこと。前に並んでいた旅行会社の社員が窓口で怒られていました。どうやらビザ申請の代行を請け負っていたようですが、ビザ申請用の顔写真とパスポートの顔写真が同じで、しかもパスポートは発行されてから6ヵ月以上たっていたのです。これではすぐにわかってしまいますよね。申請代行を請け負った旅行会社の大失態といっていいでしょう。出発日が迫っていたらしく、その社員は携帯でお客さんに「今日中に顔写真を撮って送って欲しい」と謝っていました。