有名な見どころや町もいいけれど

中国なら万里の長城、インドならタージ・マハル、アメリカならニューヨーク……。旅をすると、つい定番の見どころや町ばかり行ってしまうということがありませんか? 確かに誰もが知る有名な町や見どころは一度は行ってみたいものですし、正確な情報も多く安心感があります。ただ、ちょっと旅に慣れてきたら、あまり人が訪れることのないような場所へ行ってみるのもおすすめです。何よりあなた自身が、有名どころばかりに行く旅に飽き足らなくなってくるはずです。

ハズレもあるけど満足感も大きい

人が行かない場所、情報が少ない場所へ行くというのは、ある意味賭けのようなもの。だって、そこにどれほどいい見どころがあるか、いい雰囲気の町や自然があるか、行ってみないと分からないのですから。ちっとも面白くなくてハズレに終わるリスクもあります。だからこそ、素晴らしいもの、いい感じのもの、予想外のものを見出したときの喜びは格別。さらに「その場所のよさを知っている人はあまりいない」という事実が、まるでスパイスのように旅を楽しくしてくれます。

滞在と移動ができれば旅は可能

では実際に、情報の少ない場所を旅する際に気を付けるべきことを考えてみます。一番大事なのは身の安全なので、治安についてはできるだけ調べていきましょう。どういう町があって町同士の距離はどれぐらいか、移動手段はあるかどうかがわかるといいでしょう。また、入域許可が必要かどうか、必要なら取得方法を調べるのを忘れずに。現地に宿泊施設があるかどうかも重要ですが、同じ国の同程度の田舎を旅したことがあれば、「恐らくあるだろう」などと想像して行動することもできるでしょう。

目的地はどこに?旅にテーマを持たせる

そうは言っても「情報の少ない場所をどうやって知ったらいいのか」と思われる方もいるかもしれません。そのアイディアはあちこちに転がっています。雑誌に載っている美しい写真の地名を覚えておく、本を読んで気になった地名を書き留めて調べてみる、または旅行者によかった場所を聞いてみる、など。私のおすすめは「テーマのある旅をする」こと。たとえば「中国の古代史にも登場するチャン族に会いに行く」などとすれば、彼らの居住地を調べて訪れることができます。ただ名所を巡る旅よりも、一歩踏み込んだ面白い旅になりそうな気がしてきませんか?