海外で病気になったら我慢しない

海外で病院に行かなくてすむなら、それにこしたことはありません。しかしどこでどうなるかわからなくなるのが人生。旅先でケガをしたり、病気になったりということもあり得ます。そんな時は決して我慢せずに、医者にかかるなり、病院に行くなりしましょう。海外旅行傷害保険に入っていれば、基本的には入院費や治療費はカバーできるので、お金の心配はいりません。同行者に迷惑をかけるのが心配、という人もいますが、もっと悪くなり、最悪の事態になることを考えたら、まだ大した迷惑ではありません。

まずは保険会社に相談を

あなたが海外旅行傷害保険に入っているなら、まずそのヘルプデスクへ電話をしてみましょう。今いる場所がロンドンやパリのような大都市なら、担当者はそんな電話を毎日受け付けているはずなので、「○○病院へ行きなさい。私から担当者に電話を入れておきます」とたちどころに答えてくれるでしょう。添乗員付きのツアーに参加中なら、添乗員さんから電話してもらってもいいでしょう。ヘルプデスクがつながりにくい時や電話が使えない時は、ホテルのフロントへ。病気になる宿泊客はいるはずなので、対処法も知っているはずです。

現地の日本領事館に聞いてみるのもひとつの手

保険会社の担当者が現地の医療事情を知らないような、あまり旅行者が少ない国にひとり旅していた場合は? そんな時は現地の日本領事館に聞くのもひとつの手です。在留邦人の間で評判のいい病院や、日本語が通じる医師がいる病院のリストなどを持っているはずです。また、大使館付きの医師もいるので、時間があれば相談に乗ってくれるでしょう。

自力で直すより、病院に行ったほうが早い

ここで筆者の体験談をひとつ。以前、旅行者が少ないアジアの地方都市で激しい悪寒と下痢に襲われました。2日たっても治らず、ついには血便も。しかし衛生環境が悪い地方都市で入院したくなく、なんとか首都まで戻り、日本人駐在員おすすめのデラックスな病院へ行きました。診察もさほど待たされず、手続きもスムーズ。即、「入院!」と言われましたが、薬だけ出してもらいました。その薬の効き目が実にすばらしく、1日で体調が回復。早く行けば良かったと、つくづく思いました。かかった費用は3000円程度。しかしかなり“デラックスな病院”だったので、内心では「入院してみてもいいかな」と思いました。(笑)