日本人はビザチェックのスタンプが必要

ライアンエアーのフライト当日、オンラインチェックインも搭乗券の印刷も済ませてありますね。通常は荷物のX線検査の列に向かいますが、我々日本人にはもうひとつ仕事が残っています。日本人の搭乗券のカテゴリーはEU以外の「OTHER(その他)」になっており、OTHERの搭乗券はライアンエアーのビザチェックを受けなければなりません。ビザチェックの場所は空港によって様々です。空港内のライアンエアーのオフィスだったり(例:バルセロナ)、チェックインカウンターだったり(例:ポルト)するので、スタッフに確認しましょう。ここで搭乗券にスタンプをもらいます。

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もうひとつの山は手荷物の大きさチェック

ライアンエアーの機内持ち込み手荷物のチェックは非常に厳しいです。重さ10kgまで、サイズは55×40×20cmとされ、搭乗ゲートに置かれたサイズを測るパイプの枠に各自のキャリーケースをはめ込んで、すっぽり入ればオーケーです。力ずくで押し込んでも入ればいいのですが、入らないと見なされるとその場で超過料金を払わねばなりません。これがまた60〜130ユーロくらいと激しく高いので要注意です。その際、女性のちいさなバッグや空港で買ったお土産などのエキストラも許されません。すべて詰め込んでひとつのみ、です。

席は自由席 様々なコスト削減の工夫

搭乗開始前からゲートには長い列ができます。自由席なので、窓際など席を選びたいときは予約時に追加料金を払って優先搭乗か座席指定にしましょう。飛行機まではコスト削減のためボーディングブリッジを使わず外に出て地面を歩きます。食事はもちろん有料ですが、他にもシートがリクライニングしない、モニターがない、棚一面に広告が貼ってあって電車みたい、しょっちゅう広告の放送が流れるなど、コストの削減と宣伝の工夫が随所になされています。長距離ならともかく、せいぜいい2〜3時間のフライトですから、この安さで飛べればまったく気になりません。

まだまだ出てくるユニークなサービス

ライアンエアー、更なるコスト削減のために面白い提案を時折発表します。座席を一部撤去して立ち乗りサービスを始めるとか、トイレを有料にする、預け荷物を飛行機まで乗客に運ばせるなど(笑)。これらはまだ実現していませんが、またどんなことを言い出すのか、これからも目が離せません。利用するものとしては、慣れてしまえば細かいルールも気になりませんし、無駄がなくて合理的に思えることもあります。なにより創業以来死者の出る事故を起こしていないのが一番ですね。