3月下旬と10月下旬は時計に気を付けて

戦後、一時は日本でもサマータイムが導入されていたことがありますが、今では日本人には、サマータイムなど馴染みがありません。そのため、サマータイムの切り替えの時期に、サマータイムを採用している国を旅行していても、ついついその存在を忘れがちです。特に、飛行機や列車の予約がある日に、サマータイムのことを忘れていると大変です。ヨーロッパでは、3月下旬と10月下旬にサマータイムの切り替えがあるので、もし旅行のスケジュールがこの時期に当たっていたら、十分気を付けてください。

夏時間、冬時間。サマータイムの切り替えにあわせ、時計の針を変更しましょう 夏時間、冬時間。サマータイムの切り替えにあわせ、時計の針を変更しましょう

10月の切り替えのときは、1時間寝坊できると覚えよう

サマータイムの切り替えは、1時間時計の針を進めたり、戻したりして行います。さて、ここでクイズです。10月の切り替え時には、時計の針を1時間進めるのでしょうか? それとも、戻すのでしょうか? 正解は「戻す」です。10月の切り替えのときは、1時間寝坊できると覚えておくと簡単です。正確には、3月最後の日曜の午前2時を3時に進め、10月最後の日曜の午前3時を2時に戻すのです。現地の電子時計は、この切り替えタイムに、くるくるまわって時間調整をしますが、普通の時計は手動で時計の針を調整しなくてはいけません。

切り替えの直後は、公共の時計が間違っていることも

日本ほど、ぴしっとした国はありませんので、信じられないかもしれませんが、ヨーロッパのサマータイムの切り替え直後は、あちこちの時計がよく間違っています。公共の広場にある時計が、平然と間違ったままだったりします。だいたい1週間もすれば、正しい時間に修正されますが、この時期は「信じられるのは、自分だけ」くらいの気持ちでいたほうがいいです。10月の切り替えの時は、まだいいのですが、3月の切り替えの時は要注意です。1時間、時間を間違えると、飛行機や列車に乗り遅れてしまうことだってあるからです。この時期に、ヨーロッパを旅行するときには、いつもより時間に敏感になってくださいね。