- 矢口優太
- 山形出身・在住。大手旅行会社で団体営業を経験。音楽業界を経て、コンサート制作会社を設立。海外の音楽フェスやライブハウスを中心に、国内外のアーティストをサポートしています。素顔は歴史と温泉とロックンロールを愛するスイーツ男子。音楽の仕事の傍ら、大好きな海外旅行コラムを執筆しています。趣味はボクシング。
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食事前に覚えておきたい、アメリカのテーブルマナー
海外旅行の際、気になることのひとつにテーブルマナーがあります。日本では当たり前のテーブルマナーや普段のクセでも、海外に行ったらバッドマナーになってしまうことがよくあります。海外旅行に行って、何も食べずに帰る人は誰ひとりとしていないでしょう。特に食事をするときは、そのマナーが求められます。海外旅行といえば、その土地の料理が魅力です。美味しいグルメスポットを調べるだけではなく、あらかじめ旅行先のテーブルマナーを調べておくことも大切です。今回はアメリカのテーブルマナーを例に、日本との違いをご紹介します。
まず、アメリカのレストランでは、大声を出してテーブル係を呼び出してはいけません。日本の居酒屋では、店員さんを大声で呼ぶ様子がよく見受けられます。アメリカでは、この大声でテーブル係を呼び出すことはマナーが悪いこととされています。テーブル係が気づくのを待つか、軽く手を挙げてアピールして下さい。絶対に、他のお客さんの接客中に声をかけてはいけないので、注意をしましょう。
次に日本人が気をつけたいのは、食器を持って食べる行為です。これもアメリカではマナー違反です。意外にもこれは日本特有の習慣のようで、諸外国では食器をテーブルに置いたまま食事をします。いくら気をつけていても、ふとした瞬間にやってしまうのが生活習慣です。十分に意識しながら食事することが大事です。
また、ナイフとフォークを使用して肉や魚を食べる場合、どうやって食べるのがマナーか知っていますか?切り分けながら食べるか、切り分けてから食べるか迷う方が多いと思います。これは後者がマナーで、あらかじめ切り分けてからフォークを右手に持ち替えて食べます。このようにアメリカには、日本人が知らないテーブルマナーがたくさんあります。グルメスポットだけではなく、こうしたマナーも十分に調べて旅行するようにしましょう。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/10/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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